神奈川県

三殿台遺跡

さんとのだいいせき

所在地神奈川県横浜市磯子区岡村4丁目外部リンクGooglemap

主な時代縄文時代~古墳時代

三殿台遺跡(さんとのだいいせき)は、標高(ひょうこう)55mほどの小高い丘(おか)にある縄文(じょうもん)・弥生(やよい)・古墳時代(こふんじだい)のムラの跡(あと)です。1959年から、隣(となり)の小学校を建てる工事に先だって発掘調査(はっくつちょうさ)がおこなわれました。その調査(ちょうさ)には、研究者(けんきゅうしゃ)だけではなく、中・高・大学生や市民らがあわせて5,000人も参加しました。調査(ちょうさ)の結果、縄文時代(じょうもんじだい)から古墳時代(こふんじだい)までの約250軒(けん)もの住居(たて穴建物)の跡(あと)が発見されました。そのなかでも、弥生時代(やよいじだい)の住居(たて穴建物)は170軒(けん)ほど確認されています。

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  • 空から見た遺跡全景

    空から見た遺跡全景

  • たて穴建物

    たて穴建物

  • 発掘調査のようす

    発掘調査のようす

現在の様子「横浜市三殿台考古館(よこはましさんとのだいこうこかん)」が開館して、元の姿(すがた)に復元(ふくげん)された住居(じゅうきょ)とともに出土品(しゅつどひん)も展示(てんじ)されています。また、遺跡(いせき)の中央にある「住居跡保護棟(じゅうきょあとほごとう)」では、実際に発掘(はっくつ)された たて穴建物の実物を観察することができます。
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