神奈川県

桜土手古墳群

さくらどてこふんぐん

所在地神奈川県秦野市堀山下380外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

桜土手古墳群(さくらどてこふんぐん)は、古墳時代(こふんじだい)の後半につくられた神奈川県(かながわけん)では大きい古墳群です。南北200m、東西500mの範囲(はんい)に35基(き)の古墳(こふん)があります。これまで、23基(き)の古墳の発掘調査(はっくつちょうさ)がおこなわれ、残り12基(き)のうち6基(き)が「桜土手古墳公園」内に、6基(き)がとなりにある工場に保存(ほぞん)されています。古墳はすべて円墳(えんぷん)で、大きさは最大で直径約28m、最小は約8.5mです。埋葬施設(まいそうしせつ)は、横穴式石室(よこあなしきせきしつ)です。なかでも1号墳や7号墳は、墳丘(ふんきゅう)内に石垣(いしがき)のような石積(いしづ)みがあり、めずらしいつくり方をしています。また、古墳からはまが玉、耳環(じかん)などのアクセサリーや刀(かたな)、馬具(ばぐ)、須恵器(すえき)などの副葬品(ふくそうひん)が出土しています。

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