沖縄県

トゥグル浜遺跡

とぅぐるはまいせき

所在地沖縄県八重山郡与那国町字与那国<与那国島>外部リンクGooglemap

主な時代旧石器時代

この遺跡(いせき)は、与那国島(よなぐにじま)の北海岸、トゥグル浜の砂丘にせっする標高(ひょうこう)約5mの琉球石灰岩(りゅうきゅうせっかいがん)の上にありました。空港が建設される場所に遺跡(いせき)があったことから、工事の前に発掘調査(はっくつちょうさ)がおこなわれました。調査(ちょうさ)の結果、はっきりとした生活の跡(あと)は確認(かくにん)されていませんが、黒い土が部分的に広がるのと、かたい食べ物をすりつぶす時の台となる石皿(いしざら)が置かれた状態で数カ所みつかっており、これが遺跡(いせき)でくらした人たちの生活の場所と考えられています。出土品(しゅつどひん)は石器(せっき)、骨製品(ほねせいひん)、貝製品(かいせいひん)などの人が作ったものとともに、貝がらや魚・イノシシの骨(ほね)などがみつかっています。土器(どき)の出土(しゅつど)はありませんでしたが、年代を調べたところ縄文時代後期(じょうもんじだいこうき)と同じころとわかりました。

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  • 遠景

    遠景

  • 設置された石皿

    設置された石皿

  • 発掘調査のようす

    発掘調査のようす

現在の様子現在は、与那国空港(よなぐにくうこう)の 敷地内(しきちない)にあるため、見学できません
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