全国こども考古学教室

三重県みえけん
  • 遺跡数13933か所
  • 面 積5774㎢
ダイちゃん
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三重県(みえけん)は、面積5,777㎢をもつ南北に長い県です。三重県(みえけん)は、伊賀(いが)・伊勢(いせ)・志摩(しま)の3つの国と、紀伊(きい)国の一部を含(ふく)みます。東側は、伊勢湾(いせわん)や熊野灘(くまのなだ)など太平洋沿岸(たいへようえんがん)の長い海岸をもち、西側は北から南にかけて、養老山地(ようろうさんち)や鈴鹿山脈(すずかさんみゃく)、布引山地(ぬのびきさんち)、紀伊山地(きいさんち)などの山々がつらなっています。古代(こだい)には、都(みやこ)から東へ向かう東海道(とうかいどう)が通り、伊勢湾(いせわん)に面した伊勢平野(いせへいや)のいちばん南の端(はし)には、天皇家(てんのうけ)の祖先(そせん)をまつる伊勢神宮(いせじんぐう)が置かれました。太平洋(たいへいよう)の海路(かいろ)では、東日本と西日本を結ぶ中間点であり、陸・海ともに東西の文化(ぶんか)の交流の中心だったといえるでしょう。海があり、山があり、気候(きこう)は温暖(おんだん)で住みよい土地であるため、古くからの多くの遺跡(いせき)が残っていますが、近ごろ注目すべきは、縄文時代(じょうもんじだい)の遺跡(いせき)です。粥見井尻遺跡(かゆみいじりいせき)で縄文時代草創期(じょうもんじだいそうそうき)にさかのぼる、日本でもっとも古い土偶(どぐう)が出土(しゅつど)したのをはじめ、森添遺跡(もりぞえいせき)では、晩期(ばんき)に水銀朱(すいぎんしゅ)を生産(せいさん)し、それをとりひきの品として、各地との交流が栄(さか)えました。また、北部九州(ほくぶきゅうしゅう)に伝わった米づくりの文化が、弥生時代前期(やよいじだいぜんき)のうちに伊勢湾沿岸(いせわんえんがん)まで広まったことを示す弥生遺跡(やよいいせき)も数多くあります。

うちのお宝 ベスト5

  • 土偶(どぐう)

    土偶(どぐう)粥見井尻遺跡(かゆみいじりいせき) 県指定有形文化財

    縄文時代草創期(じょうもんじだいそうそうき)にさかのぼる、日本最古(さいこ)の土偶(どぐう)です。全長6.8㎝、最大幅(はば)4.2㎝と小さく、頭部(とうぶ)と乳房(ちぶさ)は明瞭(めいりょう)ですが、脚(あし)はなく、左右にはった肩(かた)がわずかに両腕(りょううで)の存在(そんざい)を思わせます。土偶(どぐう)は、女性を表したものともいわれていますが、この土偶(どぐう)は、土偶(どぐう)出現の当初から、女性との深いかかわりを示す遺物(いぶつ)としても重要です。

  • 船形埴輪(ふながたはにわ)

    船形埴輪(ふながたはにわ)宝塚1号墳(たからづか1ごうふん)  国指定重要文化財

    ふたつの台座(だいざ)をともなう大型品で、全長140㎝、台座(だいざ)をふくめた高さは94㎝で、高さでは日本最大(さいだい)となります。この埴輪(はにわ)を特徴(とくちょう)づけるのが、船の上のみごとな飾(かざ)りです。大刀(たち)やヤリの鞘(さや)の装飾品(そうしょくひん)、蓋(きぬがさ・貴人が立てかけられる日傘)などが所狭(ところせま)しと並んでいます。船形埴輪(ふながたはにわ)でこれほど多くの飾(かざ)りをともなうものは他に例がなく、多くの情報(じょうほう)を積みこんだ船形埴輪(ふながたはにわ)といえるでしょう。

  • 横櫛(よこぐし)

    横櫛(よこぐし)六大A遺跡(ろくだいAいせき)

    女性の髪(かみ)を飾(かざ)り、また髪(かみ)を漉(す)く道具が櫛(くし)です。櫛(くし)には、縄文時代(じょうもんじだい)から存在(そんざい)する竪櫛(たてぐし)と、古墳時代(こふんじだい)から登場(とうじょう)する横櫛(よこぐし)がありますが、この櫛(くし)は、ツゲで作られた横櫛(よこぐし)としては、日本最古(さいこ)の4世紀ごろのものです。櫛(くし)の歯は鋸(のこぎり)によって挽(ひ)き出されており、本例を作るにあたっては渡来系(とらいけい)の進んだ技術(ぎじゅつ)が使われたとみられています。

  • 人物埴輪(じんぶつはにわ)

    人物埴輪(じんぶつはにわ)寺谷17号墳(てらたに17ごうふん)

    女性を表現した2体(たい)の人物埴輪(じんぶつはにわ)で、お坊(ぼう)さんが着る袈裟(けさ)のような上衣(じょうい)の上に、シカの姿(すがた)がきざまれています。人物埴輪(じんぶつはにわ)にシカがえがかれたのは、この埴輪(はにわ)だけです。

  • 金銅装押出仏(こんどうそうおしだしぶつ)

    金銅装押出仏(こんどうそうおしだしぶつ)鳥居古墳(とりいこふん) 県指定有形文化財

    鳥居古墳(とりいこふん)は、横穴式石室(よこあなしきせきしつ)のなかに、三重県(みえけん)では珍しい家形石棺(いえがたせっかん)がありました。金銅装押出仏(こんどうそうおしだしぶつ)は、石室(せきしつ)の奥(おく)の壁(かべ)と石棺(せっかん)の間から出土(しゅつど)したもので、銅板(どうばん)に仏様(ほとけさま)の姿(すがた)を型押(かたお)してうき上がらせています。初期の仏教文化(ぶっきょうぶんか)が伊勢(いせ)に伝わったことを示す資料(しりょう)として重要です。

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