京都府

乙訓古墳群

おとくにこふんぐん

所在地京都府京都市・向日市・長岡京市・大山崎町   ※マップは特定できません外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

乙訓<おとくに/いまの向日市(むこうし)、長岡京市(ながおかきょうし)、大山崎町(おおやまさきちょう、京都市(きょうとし)の一部)>とよばれる場所には、さまざまな支配者(しはいしゃ)たちの墓(はか)が多く残されていて、乙訓古墳群(おとくにこふんぐん)とよばれています。今回は、このなかから2つの古墳(こふん)を紹介(しょうかい)しましょう。
恵解山古墳(いげのやまこふん)は、たくさんの鉄(てつ)の矢じりや剣(けん)がみつかったことで有名です。かわいい水鳥埴輪(はにわ)も出土(しゅつど)しています。現在、古墳(こふん)は元の形に復元(ふくげん)されており、JR京都線の電車の中からも見ることができます。
物集女車塚古墳(もずめくるまづかこふん)からは、金でメッキされた冠(かんむり)や馬具(ばぐ)がみつかりました。限られた日しか墓(はか)のなかには入ることができませんが、スマートフォンのアプリを使って、当時のようすを体験(たいけん)することができます。ぜひ現地に行き、古墳時代(こふんじだい)の雰囲気(ふんいき)を感じてみてください。

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  • 物集女車塚古墳の全景

    物集女車塚古墳の全景

  •   真上から見た恵解山古墳

      真上から見た恵解山古墳

  • 恵解山古墳から出土した水鳥埴輪

    恵解山古墳から出土した水鳥埴輪

現在の様子現在、古墳群(こふんぐん)のうち、天皇の杜古墳(てんのうのもりこふん/京都市)、物集女車塚古墳(もずめくるまづかこふん/向日市)、恵解山古墳(いげのやまこふん/長岡京市)、今里大塚古墳等(いまざとおおつかこふん/長岡京市)は、史跡整備(しせきせいび)されており、見学できます
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