全国こども考古学教室

教育関係者・保護者の方へ

 「むきばんだ応援団」は、鳥取県米子市・大山町に所在する妻木晩田遺跡(むきばんだいせき)の普及・活用にとりくむNPO法人です。妻木晩田遺跡は、ゴルフ場建設に伴う発掘調査でみつかった わが国最大級の弥生時代の遺跡で、1999年2月、私たちは破壊の危機に瀕した遺跡の保存を求める市民団体としてスタートしました。

 本事業は、発足20周年の節目にあたり、子どもたちに、ふるさとの遺跡や考古学にもっと親しんでもらいたいという思いから企画しました。制作にあたっては、趣旨にご賛同いただいた全国の考古学研究者ならびに教育関係者で構成される任意団体「kid’s考古学研究所」の協力を得て取り組みました。内容については、すべて考古学の専門家が執筆し、それを教育の専門家が子どもたちにも理解できる表現方法にするなど、考古学と教育のそれぞれのプロが協力する体制で取り組みました。また、資金面では、公益財団法人 朝日新聞文化財団からの助成と個人の寄付を得ております。

 WEBサイト【全国子ども考古学教室】は、子どもたちの〔調べ学習〕はもちろんのこと、今後は、小学校の歴史の授業でも使っていただけるように、さらなる充実を目指してまいりますので、ご期待ください。子どもたちにとって、本サイトとの出会いが考古学や古代の歴史に興味を抱くきっかけとなることを願っております。そして、時間をつくって、ぜひ現地を訪れてみてください。遺跡の場所に立ち、空の青さや風のそよぎを感じ、古代人たちが見たであろう風景を実際に体験し、本物の遺物に触れていただければ嬉しく思います。

特定非営利活動法人むきばんだ応援団
理事長 坂田 友宏

 いま60代のぼく達が小学生の頃は、野山や田畑のあぜ道を歩きまわると、土器や石器のカケラがよくみつかりました。誰に教えてもらったわけでもないのに、「これは縄文土器だよ」「それは石鏃だよ」なんていっていたような気がします。土器や石器のカケラを拾い集めるのが面白くて、だんだん考古学の魅力にはまって昔の生活やその場所に興味がわいていきました。ぼく達の時代には、そういう考古ボーイ・考古ガールが、全国各地に自然発生していました。その子たちがそのまま大きくなったのが、いまのぼく達の世代の多くの考古学研究者です。

 昨今、各地の遺跡公園や博物館では、勾玉作りや火起こしなど、子ども向けの体験学習やイベントが盛んに行われています。ぼく達の時代には、そういうサービスはまったくなかったので、とても羨ましいです。しかし、それにもかかわらず、大学で考古学を専攻する学生は、昔よりも減っています。時代の違いや価値観の変化など、いろいろ要因はあるでしょう。でも、やっぱり開発が進んで、生活の身近なところで土器や石器のカケラがみつからなくなったからではないかと思います。実際、いまでも畑で土器のカケラがみつかる地区では、縄文土器と弥生土器の区別ができる考古ボーイ・考古ガールたちが育っているのです。見て触れる考古学は、子どもたちを魅了する世界なのです。ただ、身近なところで土器や石器が拾えなくなった現代の子どもたちには、別の形で考古学との素敵な出会いを用意する必要があるのだろうと思います。

 このWEBサイト【全国子ども考古学教室】が、その一助になってくれることをこころから願っています。

Kid’s考古学研究所
所長 深澤 芳樹

ホームページの内容について

 このWEBサイトは、はじめて歴史を学ぶ小学6年生を対象にした学習支援サイトです。すべての文章を考古学の専門家が執筆し、小学校教員・教育関係者が小学6年生にもわかるような表現にリライトし、それを再び考古学の専門家が仕上げるという形をとりました。内容は、①~③のコンテンツを柱に、「用語じてん」と、子どもたちからの質問に答える「Q&A」、考古学に関連する新しい出来事をお知らせする「ニュース」で構成されています。

  • ①「学んでみよう~考古学って、なぁに?!」…考古学がどのような学問であるかを説明しています。
  • ②「調べてみよう~時代解説」…旧石器時代・縄文時代・弥生時代・古墳時代という4つの時代について、全体的な流れがわかるよう通史的に解説しています。また、それぞれの時代の特筆すべき内容については、「もっと知りたい●●時代」という項目を設け、詳しく解説しています。
  • ③「行ってみよう~全国遺跡マップ」…全国47都道府県の各特徴をはじめ、面積・遺跡数(国土地理院H.30年・文化庁H.28年)・ご当地キャラクターを紹介しているほか、注目すべき出土品5点を選んで解説しています。さらに、旧石器時代~古墳時代の代表的な遺跡14か所(北海道は26か所)をそれぞれ解説し、関連施設や関連リンクを紹介しています。〔Googleマップ〕をクリックすると、遺跡の場所にリンクします。
  • ●「用語じてん」…本文にでてくる専門的な用語について、簡単に解説をしています。解説の文章は、現時点では子ども向けのリライトをしていないので、大人の方が説明してあげてください。

 当団体の運営するホームページに関するお問い合わせは、下記までメールにてご連絡ください。
【全国⼦ども考古学教室】WEB制作事務局 center@kids-kouko.com

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