全国こども考古学教室

大分県

臼塚古墳

うすづかこふん

所在地大分県臼杵市稲田131番地外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

JR熊崎駅(くまさきえき)から約800mはなれた台地の上につくられた古墳(こふん)です。この古墳(こふん)は、古墳時代中期(こふんじだいちゅうき)につくられた全長約87mの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)で、臼杵市(うすきし)の古墳(こふん)の中では最大級(さいだいきゅう)のものです。舟の形をかたどった舟形石棺(ふながたせっかん)が2つあります。また、全国でも珍しい短甲(たんこう)形の石人(せきじん)がみつかっているほか、石棺(せっかん)の中には、中国で作られた銅鏡(どうきょう)やくだ玉まが玉、多くの鉄製(てつせい)の剣(けん)や刀、よろいの一部や、南の海でとれる貝で作られたうで輪(わ)などがおさめられていました。また、2つの石棺(せっかん)からは、それぞれ男女1組(2人分)の人骨(じんこつ)がみつかっています。その頭骨(とうこつ)には、海にもぐる仕事をする人によく見られる、耳の骨(ほね)の変形(へんけい)が認められました。こうした耳の骨(ほね)の変形(へんけい)や、副葬品(ふくそうひん)の内容などから、この古墳(こふん)にほうむられた人物は、臼杵湾沿岸部(うすきわんえんがんぶ)一帯に大きな力をもっていた、海で仕事をする海部(あまべ)と呼(よ)ばれる集団の首長(しゅちょう)であったと考えられています。

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  • 短甲型埴輪

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  • 貝輪

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  • 舟形石棺

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