全国こども考古学教室

愛媛県

笠置峠古墳

かさぎとおげこふん

所在地愛媛県西予市岩木外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

笠置峠古墳(かさぎとうげこふん)は、西予市(せいよし)と八幡浜市(やわたはまし)の境にある笠置峠(かさぎとうげ)の頂上(ちょうじょう)(標高(ひょうこう)約412m)につくられた、西南四国(せいなんしこく)でもっとも古い前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。全長45mで、墳丘(ふんきゅう)の一部にふき石がしかれていました。墳形(ふんけい)は、左右対称(さゆうたいしょう)ではなく、「しゃもじ」のような形をしています。後円部(こうえんぶ)には、たて穴式石室(たてあなしきせきしつ)がつくられています。石室(せきしつ)は、盗掘(とうくつ)されていましたが、石室(せきしつ)の中やそのまわりから農具(のうぐ)や工具(おうぐ)、土器(どき)、土製品(つちせいひん)などが出土(しゅつど)しました。出土品(しゅつどひん)から、3世紀中頃~4世紀前半につくられたと考えられます。
宇和盆地(うわぼんち)と豊後水道(ぶんごすいどう)をつなぐ交通路である笠置峠につくられ、両方の地域(ちいき)を見わたすことができる笠置峠古墳は、古墳時代前期(こふんじだいぜんき)の西南四国(せいなんしこく)にいた首長とその社会を考えるうえで重要な遺跡です。

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  • 復元された笠置峠古墳

    復元された笠置峠古墳

  • 笠置峠古墳竪穴石槨

    笠置峠古墳竪穴石槨

  • 笠置峠古墳全景

    笠置峠古墳全景

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