高知県

龍河洞洞穴遺跡

りゅうがどうどうけついせき

所在地高知県香美市土佐山田町逆川穴の上3182外部リンクGooglemap

主な時代弥生時代

龍河洞(りゅうがどう)は、日本三大鍾乳洞(しょうにゅうどう)の1つで、国の天然記念物(てんねんきねんぶつ)・史跡(しせき)に指定(してい)されています。龍河洞(りゅうがどう)の出口の近くで、弥生時代(やよいじだい)の土器(どき)がみつかっており、寝泊(ねと)まりしていた跡(あと)と考えられています。ただ、洞窟(どうくつ)の中で生活していたわけではなく、山でしか手に入らないものを採(と)るために、数日間過ごしたのでしょう。また、この洞穴(どうけつ)には、「神の壺(つぼ)」とよばれている、高知県(こうちけん)で最も有名な弥生土器(やよいどき)があります。それは、水をくむために立てかけていた(つぼ)で、鍾乳石(しょうにゅうせき)に包みこまれ、約2000年間そのままの状態で置かれていました。このような状態でみつかった土器(どき)は、日本で他にありません。

青文字の用語の解説は、用語集ページ

  • 発見された住居跡

    発見された住居跡

  • 日本の「三大鍾乳洞」の一つ

    日本の「三大鍾乳洞」の一つ

  • 水くみ場であったとされる「神の壷」

    水くみ場であったとされる「神の壷」

現在の様子現在は、国指定史蹟天然記念物「龍河洞」として見学できます。ただし、入場するには料金が必要です
戻る
error: コンテンツは保護されています
ページトップへ戻る