全国こども考古学教室

宮城県

富沢遺跡

とみざわいせき

所在地宮城県仙台市太白区富沢、長町南他外部リンクGooglemap

主な時代旧石器時代

2万年前の氷河期(ひょうがき)に、湿地(しっち)に広がる林のなかに残された、狩(か)りのための一時的なキャンプの跡(あと)です。この遺跡(いせき)は、今の地面から5m下で見(み)つかりました。湿地林(しっちりん)に、たき火の跡(あと)が一か所と、そのまわりの半径2.5mほどの半円形(はんえんけい)の範囲(はんい)に、100点ほどの石器(せっき)が残されていました。それらを調べると、数人の旧石器人(きゅうせっきじん)が、狩(か)りのとちゅう、槍先(やりさき)にした石器(せっき)が折れたので、新しく作って交換(こうかん)し、ここでキャンプをし、狩(か)りを続けていったことがわかりました。また、湿地(しっち)であったために、草や樹木(じゅもく)、こん虫、シカのフンなどがよく残っていました。それらから、当時は現在よりも平均気温が7~8度低く、北海道北部からロシアのサハリン南部のような亜寒帯性(あかんたいせい)の気候だったと考えられています。

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  • 地底の森ミュージアム地下展示室

    地底の森ミュージアム地下展示室

  • 旧石器時代のシカのフン

    旧石器時代のシカのフン

  • 旧石器時代の野営跡

    旧石器時代の野営跡

現在の様子遺跡(いせき)は、特別な技術(ぎじゅつ)で現地に保存(ほぞん)されて、「地底の森ミュージアム」の地下展示室(てんじしつ)で公開(こうかい)されています。
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