全国こども考古学教室

北海道ほっかいどう
  • 遺跡数12163か所
  • 面 積83424㎢
じょうもんちゃん コハクくん
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北海道(ほっかいどう)は、東北6県に新潟県(にいがたけん)を加えたくらいの面積をもつ、全国で1番面積の大きい県です。2018年までに12209か所の遺跡(いせき)がみつかっていますが、その約7割(わり)が縄文時代(じょうもんじだい)の遺跡(いせき)です。
旧石器文化(きゅうせっきぶんか)では、日本海をとりまく中国、韓国(かんこく)、ロシアなどの国々と、同じ石器(せっき)の作り方をしています。縄文文化(じょうもんぶんか)では、新潟県(にいがたけん)でとれるヒスイでつくった玉類が、北は礼文島(れぶんとう)、東は標津町(しべつちょう)まで運ばれています。また、縄文時代(じょうもんじだい)の終わり頃(ごろ)、東北南部に特徴的(とくちょうてき)な赤く色をぬった土器(どき)が、八雲町(やくもちょう)、千歳市(ちとせし)、長沼町(ながぬまちょう)で見つかるなど、広い範囲(はんい)でモノが行き来したことがわかっています。特に、縄文時代(じょうもんじだい)の黒曜石(こくようせき)については、長野県(ながのけん)の黒曜石(こくようせき)で作った矢じりが北海道(ほっかいどう)でみつかり、北海道(ほっかいどう)の白滝(しらたき)でとれた黒曜石(こくようせき)でつくった石器(せっき)が青森県(あおもりけん)の三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)でみつかるなど、おたがいに交流(こうりゅう)をしていたことがわかります。

うちのお宝 ベスト5

  • くっついた石器

    くっついた石器上白滝8遺跡(かみしらたき8いせき) 国指定重要文化財

    黒曜石(こくようせき)で石器(せっき)を作った作業場(さぎょうば)の跡(あと)で出土した、槍(やり)の先につける尖頭器(せんとうき)とそれを作るときにできた石のカケラが、くっつきました。石器(せっき)作りに使われた石は、黒曜石(こくようせき)の中でも、鉄分(てつぶん)が多く、その石の表面にみられる赤い模様(もよう)から「花十勝(はなとかち)」とよばれる黒曜石(こくようせき)です。石器を作った時にできた石のカケラが、これだけたくさんくっつくことはとても珍しく、黒曜石(こくようせき)がとれる場所での貴重(きちょう)な発見(はっけん)です。

  • 土面(どめん)

    土面(どめん)ママチ遺跡(ままちいせき) 国指定重要文化財

    いまのところ北海道(ほっかいどう)で一つしか出土(しゅつど)していない土面(どめん)です。縄文時代晩期(じょうもんじだいばんき)の墓(はか)の上からみつかりました。墓(はか)の上で発見(はっけん)されたのは、墓(はか)のめじるとして立てた柱にこの土面(どめん)がかけられていたものと考えられます。他の遺跡(いせき)で出土(しゅつど)した土面(どめん)と比べて、ととのった顔だといわれますが、眉(まゆ)立ちが高い、鼻が高いなどの特徴(とくちょう)は、縄文人(じょうもんじん)の顔を表しているといわれています。

  • 中空土偶(土偶)

    中空土偶(どぐう)著保内野遺跡(ちょぼないのいせき) 国宝

    縄文時代後期(じょうもんじだいこうき)の土偶(どぐう)です。高さ41.5cm、幅20.1cm、重さ1745g。高さは、いまのところ全国で2番目に大きいものです。中が空洞(くうどう)に作られることから、中空土偶(ちゅうくうどぐう)といいます。2007年に北海道(ほっかいどう)で初めて国宝(こくほう)に指定されました。縄文時代(じょうもんじだい)の土偶(どぐう)のなかでも、とくに高度な技術(ぎじゅつ)で作られたものです。

  • 貝でつくった平玉(ひらだま)

    貝でつくった平玉(ひらだま)船泊遺跡(ふなどまりいせき) 国指定重要文化財

    船泊遺跡では、動物の骨や角、牙(きば)、貝などでつくった製品が出土し、そのうち1151点が国の重要文化財として指定されました。貝で玉を作った作業場(さぎょうば)も発見(はっけん)されています。材料はビノスガイを荒くわったあと、形を整え、メノウ製の錐(きり)で穴をあけています。墓(はか)の副葬品(ふくそうひん)としてみつかったものが多く、平玉(ひらだま)を作っていた場所が発掘(はっくつ)され、材料や道具、製作(せいさく)の工程(こうてい)がわかった貴重(きちょう)な遺跡(いせき)です。

  • イモガイでつくった腕輪(うでわ)

    イモガイでつくった腕輪(うでわ)有珠モシリ遺跡(うすもしりいせき)

    有珠モシリ遺跡(うすもしりいせき)で、男女2人が埋葬(まいそう)されていた墓(はか)からみつかった、貝でつくった腕輪(うでわ)です。琉球(りゅうきゅう)諸島にいるダイミョウイモという種類のイモガイでつくられています。作り方は、佐賀県佐世保市(さがけんさせぼし)宮の本遺跡(みやのもといせき)で出土(しゅつど)したものと似ており、貝で腕輪(うでわ)を作った後、日本海を通って、北海道(ほっかいどう)の伊達市(だてし)まで運ばれたもので、弥生文化(やよいぶんか)の交流(こうりゅう)を示す大切な資料(しりょう)です。

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