古事記

2019.12.17

712年に完成した歴史書。まだ、漢字で文章を書くということになれていない時代、昔のできごとは人々が語りついでいた。すると、同じできごとでも、違ったふうに語られて、どれが本当のことかわからなくなってしまった。それで、天武(てんむ)天皇が、これが正しいと思う話を選んで、稗田阿礼(ひえだのあれ)に記憶させた。それを、奈良時代になって、太安万侶(おおのやすまろ)が文字で書きとめて、書物にした。内容は、神々が生まれて日本列島ができる神話から、神々の子孫が地上におりてきて、天皇となった後、一人ずつの天皇の時代のできごとを推古(すいこ)天皇の時代まで書いている

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