愛知県

大地遺跡

だいちいせき

所在地愛知県岩倉市大地町野合51外部リンクGooglemap

主な時代弥生時代

愛知県(あいちけん)の西半分から岐阜県(ぎふけん)南西部におよぶ濃尾平野(のうびへいや)は、東日本の太平洋(たいへいよう)側でもっとも早く米づくりが伝わった地域(ちいき)です。ただ、それまでの縄文文化(じょうもんぶんか)が完全になくなったわけではなく、土器(どき)の形やもように縄文土器(じょうもんどき)の影響(えいきょう)が残り続けます。この大地遺跡(だいちいせき)で使われていた「大地式土器(だいちしきどき)」は、弥生時代中期(やよいじだいちゅうき)の土器(どき)ですが、黒っぽい色や縄目(なわめ)のもように縄文土器(じょうもんどき)の伝統(でんとう)が色濃(いろこ)く残っています。大地遺跡(だいちいせき)は、弥生時代(やよいじだい)の文化の東の端にあって、縄文文化(じょうもんぶんか)と弥生文化(やよいぶんか)がまざりあったことがわかる、とても重要(じゅうよう)な遺跡(いせき)なのです。

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  • 大地遺跡出土土器

    大地遺跡出土土器

現在の様子現地は岩倉市史跡公園として整備されていて、たて穴住居が復元されています。
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