三室遺跡は、福井県でもっとも大きい縄文時代(じょうもんじだい)の遺跡(いせき)です。九頭竜川(くずりゅうがわ)の中流、標高(ひょうこう)182mの三室山(みむろやま)のふもとに、遺跡(いせき)はあります。1914(大正3)年に鉄道をつくる工事中に発見され、いち早く学界に知られました。1981年から1983年にかけて遺跡の発掘調査(はっくつちょうさ)が行われ、縄文時代中期(じょうもんじだいちゅうき)から後期(こうき)にかけての住居(たて穴建物)の跡(あと)3軒(けん)、後期(こうき)の)巨石(きょせき)をとりまくように10~20 ㎝大の川原石(かわらいし)を円形に並べた配石遺構(はいせきいこう)などが見つかっています。
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