美しい若狭湾(わかさわん)に面した海水浴場の隣(とな)りにある遺跡(いせき)です。古墳時代後期(こふんじだいこうき)から奈良時代(ならじだい)にかけての、海水から塩を作る工場跡(あと)です。昔の海岸の跡(あと)、濃(こ)い海水をつくる場所、海水を土器(どき)に入れて沸(わ)かし、塩を作る石を敷(し)きつめた炉(ろ)の跡(あと)などが残っています。若狭(わかさ)の海沿いには50か所をこえる塩を作った遺跡(いせき)がありますが、そのなかでも、塩づくりの工程(こうてい)がよくわかり、多くの塩を大和(やまと/いまの奈良県)などに送っていた大規模(だいきぼ)な工場であったことが知られています。
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現在の様子 | 現在は、史跡公園として整備されています |
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