岐阜県

長塚古墳

ながつかこふん

所在地岐阜県可児市中恵土中野1990-1外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

標高(ひょうこう)約100mの丘の上にある全長72mの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。ふき石埴輪(はにわ)はありません。後円部(こうえんぶ)では、人をほうむるために掘(ほ)った穴のなかで、ねん土でおおわれた木棺(もっかん)がみつかり、まわりから(つぼ)や高坏(たかつき)などの土器(どき)のカケラが出土(しゅつど)しました。前方部でも、銅鏡(どうきょう)、石釧(いしくしろ)やくだ玉・ガラス玉・コハク丸玉などが出土(しゅつど)しており、埋葬(まいそう)の跡(あと)だと考えられています。
長塚古墳(ながつかこふん)のほか、野中古墳(のなかこふん 全長約62 m・前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん))と西寺山古墳(にしてらやまこふん 全長60m・前方後方墳(ぜんぽうこうほうふん))の3基(き)が、4世紀後半から5世紀前半に続けてつくられました。この3基(き)の古墳のことを、地元では「前波(まえなみ)の三ツ塚(みつづか)」と呼んでいます。

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  • 空中写真

    空中写真

現在の様子出土品は、可児郷土歴史館(かにきょうどれきしかん)で保管(ほかん)・展示(てんじ)されています
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