岐阜県

野古墳群

のこふんぐん

所在地岐阜県揖斐郡大野町野外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

野古墳群(のこふんぐん)は、乾屋敷古墳(いぬいやしきこふん)・登越古墳(のぼりごえこふん)・南屋敷西古墳(みなみやしきにしこふん)・不動塚古墳(ふどうづかこふん)・南出口古墳(みなみでぐちこふん)の5つの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)と、モタレ古墳(こふん)・7号墳・9号墳の3つの帆立貝形古墳(ほたてがいがたこふん)、方墳(ほうふん)である8号墳、さらに20以上の円墳(えんぷん)からなる古墳群(こふんぐん)です。古墳は、全長80m前後の前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)から40〜60m級の帆立貝形古墳(ほたてがいがたこふん)、そして方墳(ほうふん)と円墳(えんぷん)というように、古墳の形と大きさに違いがあります。
これまでの発掘(はっくつ)で出土(しゅつど)した埴輪(はにわ)などから、5世紀前半から6世紀前半までにつくられた古墳群(こふんぐん)と考えられています。埋葬施設(まいそうしせつ)は、7号墳はたて穴式石室(たてあなしきせきしつ)だとわかっていますが、ほかは不明です。副葬品(ふくそうひん)は盗掘(とうくつ)によって出土(しゅつど)した金メッキした鏡(かがみ)や環頭大刀(かんとうたち)が知られています。

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