石川県

雨の宮古墳群

あめのみやこふんぐん

所在地石川県鹿島郡中能登町能登部上・西馬場外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

眉丈山(びじょうざん)の頂上(ちょうじょう)とそこからのびる尾根(おね)につくられた、36基(き)以上の古墳(こふん)からなる古墳時代前期(こふんじだいぜんき)の古墳群(こふんぐん)です。この中で、もっとも高い場所につくられた1号墳(ふん)<全長64mの前方後方墳(ぜんぽうこうほうふん)>と、2号墳(ふん)<全長65.5mの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)>は、能登(のと)の王様の墓(はか)として名高い古墳(こふん)です。1号墳(ふん)でみつかった木棺(もっかん)からは、銅鏡(どうきょう)やアクセサリー、鉄で作られた武器(ぶき)・農具(のうぐ)・工具(こうぐ)、銅(どう)の矢じり、アクセサリーとなる石のうで輪(わ)や玉など、王にふさわしい豊富(ほうふ)な副葬品(ふくそうひん)がおさめられていました。古墳(こふん)の上からは、能登半島(のとはんとう)の広大な平野(へいや)を見はらすことができ、能登(のと)の王の権力(けんりょく)やその偉大(いだい)さを感じることができます。

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  • 全景

    全景

  • 画文帯神獣鏡(がもんたいしんじゅうきょう)

    画文帯神獣鏡(がもんたいしんじゅうきょう)

  • 石製の腕飾り(うでかざり)

    石製の腕飾り(うでかざり)

現在の様子現地は史跡公園として整備され、1号墳・2号墳を中心に、古墳(こふん)の見学ができます
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