七尾湾(ななおわん)を見おろす台地(だいち)の上につくられた、弥生時代(やよいじだい)から古墳時代(こふんじだい)のムラです。ムラのかたちは、時間とともにうつり変わりますが、特に古墳時代(こふんじだい)の初めごろにつくられたとても大きな建物群(たてものぐん)の発見が話題となりました。全国で見つかった同じ時代の建物群(たてものぐん)とくらべても、かなりの大きさになります。これらの建物群(たてものぐん)は、まつりを行うための建物や倉庫(ほったて柱建物)、港としての役目も考えられますが、それをはっきりと決める証拠(しょうこ)は見つかっていません。その建物群(たてものぐん)が建てられたあとには、有力者(ゆうりょくしゃ)の館(やかた)をかこむような、一辺約20mの四角い区画(くかく)をする溝(みぞ)もつくられています。
※青文字の用語の解説は、用語集ページへ
遠景
大型建物の柱跡
大型建物群
現在の様子 | 現地には案内看板があります |
---|