古墳時代(こふんじだい)が終わり、新しい時代をむかえるころにつくられた、山のしゃ面をくりぬいた洞穴(どうけつ)のような墓(はか)、横穴墓(よこあなぼ)です。ここでは77基(き)みつかっていますが、まだ発見されていないものもふくめると、200基(き)ほどになると言われています。副葬品(ふくそうひん)は、食べ物や飲み物をおそなえした土器(どき)や耳環(じかん イヤリング)、玉、鉄(てつ)の武器などで、当時としては手に入れにくい豪華(ごうか)な品物はあまりありません。このことから、村のリーダーやその家族の墓(はか)と考えられます。
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近景
石室の内部(22号墓)
供(そな)えられた土器(4号墓)
現在の様子 | 現地は、史跡公園として整備されています |
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