静岡県

向山古墳群

むかいやまこふんぐん

所在地静岡県三島市北沢320−2外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

箱根山(はこねやま)から三島(みしま)の平野に向かって伸びる尾根(おね)の上に、向山古墳群(むかいやまこふんぐん)がきづかれています。円墳(えんぷん)14基(き)、前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)2基(き)の合計16基(き)の古墳(こふん)からなり、三島(みしま)から伊豆(いず)にかけての地域(ちいき)をおさめた有力者(ゆうりょくしゃ)がほうむられています。
3世紀後半にきづかれた16号墳(ふん)は全長68mと、この地方では大形の前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)で、たて穴式石室(たてあなしきせきしつ)をもつことから、ヤマト政権(せいけん)との政治的な関係があったと考えられています。14号墳(ふん)は、直径28mの大形の円墳(えんぷん)で、木棺(もっかん)が直接うめられていました。また、3号墳(ふん)は、全長22mの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)ですが、最初は円墳(えんぷん)だったものが、後に前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)につくり変えられたことがわかっています。その年代は6世紀ごろで、前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)としては最も新しい時期のものです。
現地(げんち)は、古墳公園(こふんこうえん)になっており、よく晴れた日には富士山(ふじさん)を見ることもできます。

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  • 手前から 15号墳・13号墳・14号墳

    手前から 15号墳・13号墳・14号墳

  •    3号墳の埋葬施設

       3号墳の埋葬施設

  • 空から見た古墳群

    空から見た古墳群

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