遺跡(いせき)は、岐阜県(ぎふけん)の山々から流れでる、神通川(じんづうがわ)が富山県(とやまけん)の平野へと広がる出口あたりの山のふもとにあります。発掘調査(はっくつちょうさ)で旧石器時代(きゅうせっきじだい)の浅い穴(あな)や焼けた石や、石器(せっき)のまとまりが、いくつかの場所で集中してみつかりました。これらは、石器(せっき)をつくった製作場(せいさくば)、もしくは住居の跡(あと)と考えられます。石器(せっき)は、動物の狩(か)りや加工(かこう)に使ったと考えられるものを中心に、約1200点がみつかっています。これらの石器(せっき)は県内で最古級(さいこきゅう)ともいわれています。
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遺跡のようす
発掘調査のようす
石器が出土したようす
現在の様子 | 現地は、畑や駐車場となっています。遺跡の存在がわかるのは案内看板だけですが、猿倉山山頂からは、旧石器時代をほうふつとさせる地形を見渡すことができます |
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