新潟県(にいがたけん)との境(さかい)にある山地の近くあります。発掘調査(はっくつちょうさ)で、縄文時代中期(じょうもんじだいちゅうき)の19軒(けん)の住居(たて穴建物)の跡(あと)がみつかりました。そのなかの1軒(けん)は、長さ約17m、幅(はば)8mのだ円形をした大きなたて穴建物で、内部には四角い形に石を組んだ炉(ろ)が2つ、円形に石を組んだ炉(ろ)が2つの計4つの炉(ろ)があります。このふしぎなたて穴建物は、国内ではじめてみつかった「大型住居(おおがたじゅうきょ)」とよばれる建物です。この発見以後、大型住居(おおがたじゅうきょ)は東北地方を中心に多くみつかるようになりました。
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近景
復元された大型住居
大型住居が発掘された時のようす
現在の様子 | 現在は、大型住居を含め、3棟の住居が復元(ふくげん)されています |
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