富山県

北代遺跡

きただいいせき

所在地富山県富山市北代3871-1 ほか外部リンクGooglemap

主な時代縄文時代

遺跡(いせき)は、富山県(とやまけん)の中央にある呉羽山(くれはやま)から続く台地の端(はし)っこにあります。住居(たて穴建物)78軒(けん)、ほったて柱建物(ほったてばしらたてもの)4軒(けん)からなる、県内で最大級(さいだいきゅう)の縄文時代中期(じょうもんじだいちゅうき)のムラです。ムラは、北側にわき水のあるくぼみがあり、その南側の台地に大きく3つの建物のまとまりがみられます。遺跡(いせき)の時期は、縄文時代中期(じょうもんじだいちゅうき)中心としています。住居(たて穴建物)の一つは、建物のなかに埋(う)まった土をしらべてみたら、屋根のうえに土をのせた土葺(つちぶ)き屋根(土屋根)であったあとがみつかったため、遺跡(いせき)では5軒(けん)の土屋根の住居(たて穴建物)が復元(ふくげん)されています。土屋根の住居(たて穴建物)の復元(ふくげん)は国内3例目で、日本海側では初めてです。このほかに発掘調査(はっくつちょうさ)でみつかった6本柱の倉庫(そうこ)も1棟(とう)復元(ふくげん)されています。

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  •  空から見た遺跡

     空から見た遺跡

  • 復元された住居

    復元された住居

  • 現地説明会のようす

    現地説明会のようす

現在の様子現在は、「富山市北代縄文広場」として整備(せいび)され、住居が復元(ふくげん)されています
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