富山県

本江遺跡

ほんごういせき

所在地富山県滑川市本江589 ほか外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

県の東部、郷川(ごうがわ)沿いの台地(だいち)の端(はし)っこにあります。発掘調査(はっくつちょうさ)で、古墳時代前期(こふんじだいぜんき)のたて穴建物 3軒(けん)の跡(あと)がみつかりました。たて穴建物のうちの1軒(けん)は、最大幅(はば)10mにおよぶ大型の建物でした。しかも、五角形という珍しい形をしていて、建物の床(ゆかめん)には、柱の穴(あな)が5本分あります。建物内からは貯蔵(ちょぞう)や煮炊(にた)きに使われた土器(どき)のほかに、ふだん使うものとはちがう、赤くぬった土器(どき)が複数(いくつか)みつかりました。これらの土器(どき)の存在(そんざい)から、この建物で祭りが行われていた可能性(かのうせい)が高く、住居(たて穴建物)ではなく、特別な建物とみられます。ちなみに、ほかのたて穴建物は、四角形でふつうの形でした。

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  • 全景

    全景

  • たて穴建物の跡

    たて穴建物の跡

  • 出土した土器

    出土した土器

現在の様子現在は、大半が水田となっていますが、たて穴建物2棟の跡地(あとち)には、大きさがわかるような表示と案内板があります
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