1949年、群馬県(ぐんまけん)で岩宿遺跡(いわじゅくいせき)が発見され、日本にも旧石器時代(きゅうせっきじだい)があることがわかりましたが、それよりも前の1946年、品治別(ほんじわけ)神社の境内(けいだい)にあるしゃ面から、旧石器時代(きゅうせっきじだい)の石器(せっき)である細石器(さいせっき)がみつかりました。細石器(さいせっき)は、うすく小さく割(わ)った石を、木や骨(ほね)で作った軸(じく)に何枚も並べてはめこみ、槍(やり)のようにして使うものです
宮脇遺跡(みやわきいせき)は、日本で初めての旧石器時代(きゅうせっきじだい)の遺跡(いせき)として、大発見!のはずでしたが、当時は日本に旧石器時代(きゅうせっきじだい)はないと考えられていたため、注目されませんでした。おしかったね。
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近景
出土した石器
発掘調査のようす