全国こども考古学教室

鳥取県とっとりけん
  • 遺跡数18155か所
  • 面 積3507㎢
むきパンダ
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鳥取県(とっとりけん)は、面積は全国で41番目という小さな県ですが、遺跡(いせき)はとてもたくさんみつかっています。鳥取県(とっとりけん)の海岸ぞいには、東部に湖山池(こやまいけ)、中部に東郷湖(とうごうこ)、西部に淀江潟(よどえがた/現在は埋(う)もれている)があります。古代には、そうした池や湖を港として、海上交通がさかんでした。だから、縄文時代(じょうもんじだい)から九州北部の土器(どき)が出土(しゅつど)したり、弥生時代(やよいじだい)や古墳時代(こふんじだい)にも九州北部や朝鮮半島(ちょうせんはんとう)の品々が出土(しゅつど)したりして、遠い地域(ちいき)と活発(かっぱつ)な交流がおこなわれていたことがわかります。注目すべきは、弥生時代(やよいじだい)の遺跡(いせき)です。全国最大級の弥生遺跡(いせき)である妻木晩田遺跡(むきばんだいせき)や、驚(おどろ)くほど多くの物が出土(しゅつど)した青谷上寺地遺跡(あおやかみじちいせき)があります。また、弥生時代(やよいじだい)に最先端(さいせんたん)の道具であった鉄器(てっき)も、福岡県(ふくおかけん)・熊本県(くまもとけん)についで全国3位、本州ではずばぬけてたくさん出土(しゅつど)しました。

うちのお宝 ベスト5

  • 丸木舟(まるきぶね)

    丸木舟(まるきぶね)桂見遺跡(かつらみいせき) 県指定保護文化財

    スギの大木をくりぬいて作った縄文時代(じょうもんじだい)後半の丸木舟(まるきぶね)。長さ7.24m、幅(はば)は74cmあり、縄文時代(じょうもんじだい)の丸木舟(まるきぶね)では、わが国最大級の大きさです。この丸木舟(まるきぶね)がみつかった桂見遺跡(かつらみいせき)は、当時は海につながっていた湖山池(こやまいけ)の近くにあり、この舟で日本海(にほんかい)へこぎ出した縄文人(じょうもんじん)の姿が目に浮(う)かんでくるようです。

  • 土偶(どぐう)

    土偶(どぐう)南原千軒遺跡(なんばらせんげんいせき)

    縄文時代(じょうもんじだい)後半の土偶(どぐう)の足の破片(はへん)です。東海(とうかい)地方から近畿(きんき)地方にかけてみられるタイプの土偶(どぐう)の足とよく似ています。鳥取県(とっとりけん)を含(ふく)む中国・四国地方でよくみられる土偶(どぐう)は平たく、手足の表現がはっきりしないタイプであり、このように立体的な足を表現した土偶(どぐう)はとても珍(めずら)しいものです。

  • 花弁高杯(かべんたかつき)

    花弁高杯(かべんたかつき)青谷上寺地遺跡(あおやかみじちいせき) 国指定重要文化財

    「高杯(たかつき)」という、脚(あし)のついた木製の器(うつわ)。ヤマグワという木目(もくめ)の美しい木で作られており、赤く塗(ぬ)られています。皿(さら)のような器(うつわ)の底の部分に、花びらのようなもようが表現されていることから「花弁高杯(かべんたかつき)」と呼(よ)ばれています。青谷上寺地遺跡(あおやかみじちいせき)の他、石川県(いしかわけん)や島根県(しまねけん)の遺跡(いせき)からもみつかっており、各地の有力者へのおくり物として作られたものと考えられます。青谷上寺地遺跡(あおやかみじちいせき)に高い木器(もっき)づくりの技術(ぎじゅつ)と芸術(げいじゅつ)的センスをもった職人(しょくにん)がいたことがわかります。

  • 絵画土器

    絵画土器(かいがどき)稲吉角田遺跡(いなよしすみたいせき) 県指定保護文化財

    弥生時代中期(やよいじだいちゅうき)の(つぼ)。くびの部分にヘラのような道具で、六重の丸(太陽?)、舟と舟をこぐ人物、建物2棟(とう)などが線で描(えが)かれています。舟をこぐ人物は、鳥の羽根のような頭飾(あたまかざ)りをつけており、儀式(ぎしき)をおこなう特別な人のように見えます。弥生時代(やよいじだい)の風景や生活を知ることができる貴重(きちょう)な資料(しりょう)です。

  • 石馬

    石馬(いしうま)石馬谷古墳(いしうまだにこふん) 国指定重要文化財

    石でつくられた馬。人がのるための鞍(くら)や手綱(たづな)などの馬具(ばぐ)も表現されています。もともとは石馬谷古墳(いしうまだにこふん)に立てられていたと考えられます。古墳(こふん)に石でつくった人や動物を飾(かざ)るのは、九州北部地方の風習(ふうしゅう)であり、本州ではこの石馬(いしうま)が唯一(ゆいいつ)のものです。当時のこの地域が、九州北部地方と交流があったことを示す貴重(きちょう)な資料(しりょう)です。

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