北海道

北黄金貝塚

きたこがねかいづか

所在地北海道伊達市北黄金町75(北黄金貝塚公園)外部リンクGooglemap

主な時代縄文時代

縄文時代前期(じょうもんじだいぜんき)を中心とするムラです。住居(たて穴建物)の跡(あと)、5つの貝塚(かいづか)、多数の縄文人(じょうもんじん)が埋葬(まいそう)された墓(はか)、水場遺構(みずばいこう)などがみつかっています。湧(わ)き水の近くでは、ドングリなどを叩(たた)いてわったり、すりつぶす石皿すり石などの石器(せっき)をすてる際に、祭りをしたことがわかっています。
貝塚(かいづか)からは、ハマグリ、カキ、ホタテなどの貝や、マグロ、ヒラメなどの魚の骨(ほね)のほか、オットセイ、クジラなどの海獣(かいじゅう)類の骨(ほね)も多く出土(しゅつど)しています。貝塚(かいづか)の中には、人が埋葬(まいそう)された墓(はか)のほか、シカの頭の骨(ほね)を並べて置いて、祭りをした跡(あと)がみつかっており、貝塚がたんなるゴミすて場ではなく、役目がおわった人やモノをあの世に送る「送り場」であることを表しています。

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  • 全景

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  • 縄文時代前期の墓

    縄文時代前期の墓

  • 湧水点近くの水場遺構

    湧水点近くの水場遺構

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