北海道

大船遺跡

おおふねいせき

所在地北海道函館市大船町575番地1外部リンクGooglemap

主な時代縄文時代

太平洋(たいへいよう)に面した海岸近くの丘(おか)にいとなまれた、縄文時代前期(じょうもんじだいぜんき)から中期(ちゅうき)の大きなムラです。住居(たて穴建物)の跡(あと)が100軒(けん)以上と、土をもりあげた盛土遺構(もりどいこう)、墓(はか)や貯蔵穴(ちょぞうけつ)などがみつかっています。
住居(たて穴建物)の跡(あと)は、床(ゆか)を深くほりこんだ大きなものが多く、いまの地面から床(ゆか)までの深さが2.4mもあるものがありました。住居(たて穴建物)の跡(あと)の中からは、クジラ、オットセイの骨(ほね)や炭になったクリの種などが出土(しゅつど)しています。
盛土遺構(もりどいこう)からは、たくさんの出土品(しゅつどひん)があっただけではなく、焼けた土や焼けた動物の骨(ほね)なども見つかることから、すて場であると同時に、祭りの場であったと考えられます。

青文字の用語の解説は、用語集ページ

  • 盛土遺構(もりどいこう)調査風景

    盛土遺構(もりどいこう)調査風景

  • 大型たて穴住居跡

    大型たて穴住居跡

  • クジラの骨が出土したようす

    クジラの骨が出土したようす

戻る
error: コンテンツは保護されています
ページトップへ戻る