北海道

静川遺跡

しずかわいせき

所在地苫小牧市字静川93番地7~11外部リンクGooglemap

主な時代縄文時代

標高(ひょうこう)15~20mほどのとなりあう2つの台地にまたがる、縄文時代中期(じょうもんじだいちゅうき)の大きなムラです。住居(たて穴建物)の跡(あと)、墓(はか)、貯蔵穴(ちょぞうけつ)、落とし穴(あな)、大きな環壕(かんごう)が発見されました。
東側の台地のムラでは、たて穴建物の跡(あと)、落とし穴(あな)、大きな環壕(かんごう)、西側の台地のムラでは、住居(たて穴建物)の跡(あと)33軒(けん)、墓(はか)、貯蔵穴(ちょぞうけつ)が見(み)つかりました。環壕(かんごう)の深さは1~1.8mで、台地をとりかこむようにほられています。環壕(かんごう)でかこまれた内部には、2軒のたて穴建物が見つかりました。いずれも、西側の台地からみつかったたて穴建物よりも大形で、また(ろ)がないことから、ふつうの住まいではなく、祭りなど特別な役目の建物であったと考えられます。

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  • 真上から見た遺跡(いせき)

    真上から見た遺跡(いせき)

  • 壕(ほり)の断面(だんめん)

    壕(ほり)の断面(だんめん)

  • 壕(ほり)を調査したときのようす

    壕(ほり)を調査したときのようす

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