北海道

恵山貝塚

えさんかいづか

所在地北海道函館市恵山町外部リンクGooglemap

主な時代続縄文時代

津軽海峡(つがるかいきょう)をのぞむ海岸近くの丘の上にある続縄文時代(ぞくじょうもじだい)のムラです。約2000年前の住居(たて穴建物)跡、墓(はか)、魚や鳥、動物の骨(ほね)がたい積した層(そう)などが見つかっています。出土(しゅつど)した魚の骨(ほね)は、ヒラメ、フサカサゴ科、タラ類、カレイ、ブリ、ツノザメなど。鳥類は、アホウドリ、オオミズナギドリ など。ほ乳類(にゅうるい)は、イルカ、クジラ類、ヒグマ、キツネ、ニホンアシカ、オットセイ、トド、ニホンジカなどの骨(ほね)が出土(しゅつど)しています。続縄文文化(ぞくじょうもんぶんか)を代表(だいひょう)する恵山文化(えさんぶんか)は、この貝塚(かいづか)からみつかった資料(しりょう)にもとづいて名前(なまえ)が付(つ)けられました。
本州(ほんしゅう)では弥生時代(やよいじだい)の中ごろにあたりますが、金属(きんぞく)でできた道具(どうぐ)を利用(りよう)せず、縄文(じょうもん)をつけた土器をつかい、石、骨(ほね)、木でできた道具を使用(しよう)していました。道南(どうなん)から道央(どうおう)にかけてこの文化(ぶんか)はひろがっていました。

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  • 遠景

    遠景

  • 盛土遺構の断面

    盛土遺構の断面

  • 近景

    近景

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