縄文時代後期(じょうもんじだいこうき)から晩期(ばんき)にかけてのムラの跡(あと)がみつかっています。注目(ちゅうもく)されるのは、環状盛土遺構(かんじょうもりどいこう)と呼(よ)ばれる5つの土の盛(も)り上がりが、楕円形(だえんけい)にみつかったことです。これらの盛土(もりど)が、目に見える形で残されていたことや、古墳(こふん)のように独立(どくりつ)しているのは珍(めずら)しいことです。盛土(もりど)は、たて穴建物を掘(ほ)った土などが、長い間にわたり積み上げられたもので、盛土(もりど)の中からは、たて穴建物の跡(あと)やまつりに関係すると思われるものも多くみつかっています。
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計画的なムラづくり
いろいろな土偶(どぐう)
イノシシ形土製品(どせいひん)