1933年から1935年にかけて発掘調査(はっくつちょうさ)が行われ、もようのある弥生時代中期(やよいじだいちゅうき)の土器(どき)10数点がみつかりました。これらの土器(どき)は、南関東地方(みなみかんとうちほう)最初(さいしょ)の弥生土器(やよいどき)で、須和田台(すわだだい)から発見されたことから、「須和田式土器(すわだしきどき)」と呼(よ)ばれ、年代(ねんだい)を決める土器(どき)のモデルとなっています。弥生時代(やよいじだい)の文化をいち早く受け入れた遺跡(いせき)として、また、関東地方(かんとうちほう)の弥生時代(やよいじだい)を研究(けんきゅう)する上で、とても重要(じゅうよう)な遺跡(いせき)となっています。現在(げんざい)、一部は公園となっており、市民の憩(いこ)いの場として利用されています。
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近景
須和田式土器