太平洋(たいへいよう)に注ぐ栗山川(くりやまがわ)を東にながめる東西約600m、南北約250mの独立(どくりつ)した島のような台地の上に位置(いち)しています。この遺跡(いせき)では、東日本最大級(さいだいきゅう)の64基(き)もの再葬墓(さいそうぼ)が発掘(はっくつ)され、注目されました。再葬墓(さいそうぼ)は、おもに東北地方(とうほくちほう)から中部地方(ちゅうぶちほう)、関東地方(かんとうちほう)にみられる墓(はか)です。再葬墓(さいそうぼ)として利用された壺(つぼ)は、千葉県よりも西や東、北など、他の地域(ちいき)の特徴(とくちょう)をもつ土器(どき)が多くみられ、大変重要(じゅうよう)な資料(しりょう)となっています。
※青文字の用語の解説は、用語集ページへ
再葬墓群(北西から)
出土した土器群
再葬墓群(平成15年度調査)
現在の様子 | 遺跡(いせき)の調査(ちょうさ)は、「志摩城跡(しまじょうせき)」として報告され、遺物(いぶつ)は、県の「有形文化財」に指定されています |
---|