群馬県

茅野遺跡

かやのいせき

所在地群馬県北群馬郡榛東村長岡1192外部リンクGooglemap

主な時代縄文時代

榛名山(はるなさん)のふもとにある縄文時代(じょうもんじだい)のムラの跡(あと)です。40軒(けん)以上の住居(たて穴建物)や墓(はか)、わき水を利用した水場(みずば)などが、とても良い状態で残されていました。多くの出土品(しゅつどひん)がありますが、特に577点もの土製(どせい)の耳飾(みみかざ)りが注目されました。耳たぶに穴(あな)をあけて着けたと考えられる耳飾(みみかざ)りで、細かいもようをつけたり、赤や黒の色をぬったものもあります。そのほか、大小さまざまな軟(やわ)らかい石に、うずまきや三角形のもようをほった200点以上の岩版(がんばん)、ランプのように使われた手燭形土製品(てしょくがたどせいひん)、石棒(せきぼう)、石剣(せっけん)や土偶(どぐう)など、祭りの道具が出土(しゅつど)しています。

青文字の用語の解説は、用語集ページ

  • 住居群

    住居群

  • 大型石皿のある水場

    大型石皿のある水場

  • 出土した土製耳飾り

    出土した土製耳飾り

現在の様子現在は、史跡公園(しせきこうえん)として整備(せいび)されています。重要文化財(じゅうようぶんかざい)に指定されている出土品(しゅつどひん)は、隣接(りんせつ)する「榛東村耳飾り館」で見ることができます
戻る
error: コンテンツは保護されています
ページトップへ戻る