神奈川県

赤坂遺跡

あかさかいせき

所在地神奈川県三浦市初声町三戸238外部リンクGooglemap

主な時代弥生時代

赤坂遺跡(あかさかいせき)は、東に東京湾、西に相模湾(さがみわん)をのぞむ三浦半島(みうらはんとう)の先端(せんたん)にあります。この遺跡(いせき)は、弥生時代(やよいじだい)の中期(ちゅうき)から後期(こうき)にかけての三浦半島(みうらはんとう)を代表するムラの跡(あと)です。ムラは、まわりを海にかこまれており、海に関係するものも多く出土(しゅつど)しています。
発掘調査(はっくつちょうさ)によって発見された住居(たて穴建物)は130軒(けん)以上で、そのなかには長さ10m をこえる建物(たてもの)が4軒(けん)あります。内部に貝塚(かいづか)をともなうたて穴建物も発見されています。また、土器(どき)のほかに、シカの角(つの)でつくったかんざしや、ベンケイガイ製のうで輪(わ)、青銅製(せいどうせい)のうで輪(わ)や矢じり、ガラス玉などのアクセサリー類、鉄でつくったつり針(ばり)などの漁(りょう)の道具、クルミ・モモなどの木の実、シカ・イノシシなどの動物の骨(ほね)、サザエ、バテイラ、アワビなどの貝類など、いろいろなものが出土(しゅつど)しています。

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