神奈川県

原口遺跡

はらぐちいせき

所在地神奈川県平塚市上吉沢字吉浜1570・1617ほか外部リンクGooglemap

主な時代旧石器時代~古墳時代

原口遺跡(はらぐちいせき)は、弥生時代(やよいじだい)の中期(ちゅうき)と後期(こうき)のムラの跡(あと)です。発掘調査(はっくつちょうさ)により、住居(たて穴建物)60軒(けん)、方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)97基(き)などが発見されています。弥生時代(やよいじだい)の中期(ちゅうき)には、遺跡(いせき)の北西側(ほくせいがわ)に、(ほり)にかこまれたムラがあり、それを取りかこむように方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)があります。後期(こうき)には、遺跡(いせき)の北東側(ほくとうがわ)と南側(みなみがわ)に分かれてムラがあり、遺跡の北西部から南東部にかけて広く方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)がつくられています。方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)からは、副葬品(ふくそうひん)としてガラス玉・土玉(どだま)や銅釧(どうくしろ)が出土(しゅつど)しています。墓(はか)の中心からアクセサリーや副葬品(ふくそうひん)が出土することはめずらしく、貴重(きちょう)な例です。

青文字の用語の解説は、用語集ページ

戻る
error: コンテンツは保護されています
ページトップへ戻る