縄文時代中期(じょうもんじだいちゅうき)から縄文時代後期(じょうもんじだいこうき)のムラです。ムラは、縄文時代中期(じょうもんじだいちゅうき)では、直径(ちょっけい)が200mを超(こ)える大きなムラだったことがわかりました。高台(たかだい)には、たくさんの住居(たて穴建物)が建てられていました。そのそばにある低湿地(ていしっち)は、木の実を保存(ほぞん)したり作業をしたりする場所として使われていたようです。クルミやトチの実がまとまっている場所や、木を組み合わせた道と考えられるものがみつかっています。縄文時代中期(じょうもんじだいちゅうき)の、赤や黒の漆(うるし)がぬられた土器(どき)がたくさんみつかっていることも、この遺跡(いせき)の大きな特徴(とくちょう)です。このような例はとても少なく、注目されています。
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発掘調査のようす
発掘調査のようす
クルミの実がまとまって出土