縄文時代後期(じょうもんじだいこうき)から晩期(ばんき)のムラです。発掘調査(はっくつちょうさ)では、台地(だいち)から低地(ていち)にかけて、住居(たて穴建物)の跡(あと)や貯蔵穴(ちょぞうけつ)などがたくさんみつかりました。また、木を組み合わせたものがあり、道としてつくられたと考えられています。遺物(いぶつ)もたくさん発見されました。土器(どき)や石器(せっき)、土偶(どぐう)や耳かざりなどとともに、普通はくさって残らない木の道具がたくさんみつかっていて、たくさんの出土品(しゅつどひん)が国の重要文化財になっています。このなかには、弓や斧(おの)の柄(え)、赤と黒の漆(うるし)がぬられた櫛(くし)などがあり、当時のものづくりの技術(ぎじゅつ)の高さにびっくりします。
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発掘調査のようす
漆塗り櫛
木を組み合わせたもの