自然堤防(しぜんていぼう)の上にある弥生時代(やよいじだい)から古墳時代(こふんじだい)の遺跡(いせき)です。弥生時代(やよいじだい)では、11軒(けん)の住居(たて穴建物)の跡(あと)や濠(ほり)の跡(あと)がみつかりました。この調査(ちょうさ)で、東日本の弥生時代(やよいじだい)のムラの様子がわかるようになりました。1軒(けん)の住居(たて穴建物)の跡(あと)からは、焼けて炭(すみ)になった米粒がみつかりました。また、遺跡(いせき)の土から稲(いね)の花粉(かふん)がみつかったことから、米づくりが行われていたことがわかりました。すぐとなりの小敷田遺跡(こしきだいせき)では墓(はか)がみつかっており、池上遺跡(いけがみいせき)との関係が注目されています。
※青文字の用語の解説は、用語集ページへ
全景
ヒゲのある土偶
焼けて炭になった米粒
現在の様子 | 調査部分は国道となっている。 |
---|