弥生時代後期(やよいじだいこうき)から古墳時代前期(こふんじだいぜんき)のムラの跡(あと)です。古墳時代後期(こふんじだいこうき)には古墳群(こふんぐん)がつくられ、奈良・平安時代(なら・へいあんじだい)には再びムラとなりました。古墳時代前期(こふんじだいぜんき)では、住居(たて穴建物)の跡(あと)が250軒(けん)をこえ、この地域(ちいき)を代表する大きなムラだったことがわかります。臼(うす)・杵(きね)・鍬(くわ)・鋤(すき)などの木製(もくせい)の農具がたくさんみつかり、灌漑施設(かんがいしせつ)である堰(せき)がつくられていたことから、土地を開発(かいはつ)し、米づくりを行っていたことがわかります。また、ガラス玉やまが玉、くだ玉(くだたま)を作った工房(こうぼう)の跡(あと)もみつかりました。古墳時代後期(こふんじだいこうき)には、前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)を中心に、多くの円墳(えんぷん)がつくられました。古墳(こふん)からは、円筒埴輪(えんとうはにわ)のほか、人物埴輪(じんぶつはにわ)や馬形埴輪(うまがたはにわ)がみつかっています。
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空からみた遺跡
発掘調査のようす
堰(せき)の跡(あと)
現在の様子 | 現在は、住宅地やショッピングセンターとなっています |
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