現在、8基(き)の前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)と1基(き)の円墳(えんぷん)が残されていますが、かつては40基(き)以上の古墳(こふん)があったことがわかっています。古墳(こふん)がつくられた時期は、5世紀後半から7世紀初めごろと考えられています。このなかの1つである稲荷山古墳(こふん)は、5世紀後半から終わりごろにつくられた前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。埋葬施設(まいそうしせつ)から発見された金象嵌(きんぞうがん)の銘文(めいぶん)を持つ金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)は有名で、日本の歴史(れきし)を考えるうえで重要な発見です。丸墓山古墳(まるはかやまこふん)は、直径105mで、日本で最大級(さいだいきゅう)の円墳(えんぷん)として知られています。
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空からみ古墳群
稲荷山遺跡礫槨
将軍山古墳石室の様子