面積が11万㎡、甲子園球場の3倍近くもある大きな旧石器時代(きゅうせっきじだい)の遺跡(いせき)です。この遺跡(いせき)では、関東ローム層の中から豊富(ほうふ)な石器(せっき)が発見されました。これらの石器(せっき)は、今から約3万年~2万年前までの土の層(そう)からみつかっています。旧石器時代(きゅうせっきじだい)の人々にとっては、水や動物をとることができた、たいへん住みやすい場所だったことがわかりました。旧石器時代(きゅうせっきじだい)の石器(せっき)は、石をわってつくる打製石器(だせいせっき)なのですが、鈴木遺跡(すずきいせき)で発見された石器(せっき)には、一部をみがいた石斧(せきふ)などもあります。出土(しゅつど)した石器(せっき)の内容は充実(じゅうじつ)しており、東日本を代表する旧石器時代(きゅうせっきじだい)の遺跡(いせき)の一つといえます。
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石器群
調査風景
土層模型
現在の様子 | 旧石器時代の遺跡のため、とくに保存箇所はありません。出土品(しゅつどひん)は、近くの資料館(しりょうかん)に展示(てんじ)されていますが、開館日(かいかんび)を確(たしか)めてから来館(らいかん)してください |
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