武蔵野(むさしの)台地にあった縄文時代(じょうもんじだい)の遺跡(いせき)です。この遺跡(いせき)の広さは東西約750m、南北約300mで、全体で13万㎡以上になります。これまでの調査(ちょうさ)では、450軒(けん)以上の住居(たて穴建物)の跡(あと)や倉庫(ほったて柱建物)の跡(あと)が、墓壙(ぼこう)のある広場をかこみ、ドーナツ状に並ぶ形が2ケ所ある、大きなムラだったことがわかりました。縄文時代中期(じょうもんじだいちゅうき)の遺跡(いせき)で、南関東を代表する大型の環状集落(かんじょうしゅうらく)として注目されています。
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下野谷遺跡公園
土器出土状況
密集した住居跡
現在の様子 | 現地の一部は、下野谷遺跡公園(したのやいせきこうえん)として保存されています |
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