八王子盆地(はちおうじぼんち)の北側に位置し、中央高速自動車道(ちゅうおうこうそくじどうしゃどう)のインターチェンジの建設現場(けんせつげんば)でみつかりました。住居(たて穴建物)が54軒(けん)のほか、まわりに溝(みぞ)をめぐらす墓(はか)が全国ではじめてみつかり、方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)と名づけられました。この墓(はか)の溝(みぞ)の中からは、底(そこ)をわられた壺(つぼ)がたくさん発見され、墓(はか)の祭りが行われていたことがわかりました。全国で初めて「方形周溝墓」と命名(めいめい)された遺跡(いせき)で、方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)は、その後、他の地域(ちいき)でも発見されはじめ、弥生時代(やよいじだい)の墓(はか)として知られるようになりました。
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方形周溝墓の全景
方形周溝墓から出土した土器
銅鏡の出土した弥生時代のたて穴住居跡(5号)
現在の様子 | 現地は、私有地となっているため、見学できません |
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