東京都

武蔵府中熊野神社古墳

むさしふちゅうくまのじんじゃこふん

所在地東京都府中市西府町2丁目9-5外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

多摩川(たまがわ)の中流(ちゅうりゅう)にある古墳時代(こふんじだい)の終わりごろの、上円下方墳(じょうえんかほうふん)とよばれる特殊(とくしゅ)な古墳(こふん)です。上円下方墳(じょうえんかほうふん)は、全国に7例しかありません。古墳(こふん)は、一辺32mの方形(ほうけい)の墳丘(ふんきゅう)の上に、直径16mの円墳(えんぷん)がつくられています。埋葬施設(まいそうしせつ)は、この地方に特有(とくゆう)の特徴(とくちょう)をもつ横穴式石室(よこあなしきせきしつ)で、全長は8.8mもある大きな石室(せきしつ)です。副葬品(ふくそうひん)はあまり発見されなかったのですが、鉄の刀剣(とうけん)の鞘尻金具(さやじりかなぐ)は、銀をうめ込んで、細かなもようをえがくという高度な技術(ぎじゅつ)で作られたものでした。

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  • 全景

    全景

  • 石室の入り口

    石室の入り口

  • 展示施設

    展示施設

現在の様子展示館(てんじかん)では、石室(せきしつ)の復元(ふくげん)や出土品(しゅつどひん)のレプリカが展示されています。復元(ふくげん)された石室(せきしつ)は中に入ることもできます
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