兵庫県

新宮宮内遺跡

しんぐうみやうちいせき

所在地兵庫県たつの市新宮町新宮343外部リンクGooglemap

主な時代弥生時代

西播磨(にしはりま)の内陸部(ないりくぶ)にある弥生時代(やよいじだい)の中期(ちゅうき)から後期(こうき)にかけてのムラの跡(あと)と墓地(ぼち)です。兵庫県(ひょうごけん)西部から鳥取県(とっとりけん)に続く場所にあり、重要な場所だったようです。住居(たて穴建物)の跡(あと)の中には、兵庫県(ひょうごけん)では珍しい土葺(つちぶ)き屋根の建物が火事で焼けた状態でみつかりました。墓地(ぼち)では、たくさんの中期(ちゅうき)の方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼぐん)のほか、後期(こうき)の円形周溝墓(えんけいしゅうこうぼ)もみつかっていて、方形(ほうけい)の墓(はか)から円形(えんけい)の墓(はか)へと形が変わったことがわかります。また、出土品(しゅつどひん)では、岡山県(おかやまけん)に多い分銅形土製品(ふんどうがたどせいひん)がたくさんみつかっていて、岡山県(おかやまけん)との文化的な交流がわかります。

青文字の用語の解説は、用語集ページ

  • 全景(西の上空から)

    全景(西の上空から)

  • 兵庫県で1番たくさん出土した分銅形土製品

    兵庫県で1番たくさん出土した分銅形土製品

  • たて穴建物の復元(ふくげん)

    たて穴建物の復元(ふくげん)

戻る
error: コンテンツは保護されています
ページトップへ戻る