弥生時代後期(やよいじだいこうき)のムラです。大阪湾(おおさかわん)に向かってはり出した標高(ひょうこう)200mの尾根(おね)の頂上にあって、住居(たて穴建物)の跡(あと)や倉庫(そうこ/ほったて柱建物)の跡(あと)のほか、焼けた土がたまった直径4mの大きな穴(あな)がみつかっていて、石の矢じりとともに、青銅製(せいどうせい)の矢じりもみつかっています。こういう山の上にある遺跡(いせき)は、高地性集落(こうちせいしゅうらく)とよばれるもので、当時は戦争の状態にあったと考えられます。
※青文字の用語の解説は、用語集ページへ
遠景
青銅製の漢式三翼鏃 【芦屋市指定文化財】
発掘された集落跡(昭和30年代)