全長約100mの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。平地(へいち)にあることも珍しいのですが、注目されるのはその形です。後円部(こうえんぶ)がバチ形に開いていて、もっとも古い前方後円墳とされる奈良県(ならけん)の箸墓古墳(はしはかこふん/全長280m)とよく似た形をしているのです。このことから、3世紀にさかのぼる、古い前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)ではないかと考えられています。後円部(こうえんぶ)にはたて穴式石室(たてあなしきせきしつ)がありますが、中心からはずれた場所にあるので、ほかにも埋蔵施設(まいそうしせつ)がありそうです。
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真上からみた遺跡(いせき)
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