兵庫県

五色塚古墳

ごしきづかこふん

所在地兵庫県神戸市垂水区五色山4丁目1外部リンクGooglemap

主な時代古墳時代

全長194mの前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。埋葬施設(まいそうしせつ)は、保存(ほぞん)のため発掘調査(はっくつちょうさ)されていませんが、墳丘(ふんきゅう)は一部を調査(ちょうさ)した成果(せいか)をもとに復元(ふくげん)されていて、完成当時の前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)の状態(じょうたい)をよくあらわしています。
日本書紀(にほんしょき)』には、「ふき石は淡路島(あわじしま)から船で運(はこ)ばれてきた」という言い伝えが書かれていますが、現在、前方部(ぜんぽうぶ)に敷(し)きつめられた黒っぽいふき石には、淡路島(あわじしま)でとれる石が使われていて、言い伝えとの関係が注目されます。また、古墳(こふん)のまわりに掘(ほ)られた(ほり)の中には、すもうの土俵(どひょう)のような四角い高まりがあり、まつりをする場所だと考えられます。3段につくられた墳丘(ふんきゅう)の上には、両側にヒレの付いた円筒埴輪(えんとうはにわ)や朝顔形埴輪(あさがおがたはにわ)が並べられていました。

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  • 上空から見た遺跡(西側より)

    上空から見た遺跡(西側より)

  • 埴輪群【国指定重要文化財】

    埴輪群【国指定重要文化財】

  • 明石海峡を望む北東からの眺め    写真提供:神戸市文化財課

    明石海峡を望む北東からの眺め    写真提供:神戸市文化財課

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